布団とズッ友

オタクの妄言です。よろしくお願いします。

高級素材でゲテモノは作れると教えてくれた

お世話になります。クソオタクです。
今回はとある2.5次元のミュを友人Aからお借りしたので感想をば描いていきたいと思います。
めっちゃボロクソに書くので作品名は書かないです。あらかじめご了承ください。

 

 とあるコンテンツのミュで推しが出るとオススメされたのが事の発端。ご厚意で円盤をお借りしたのだが、別の2.5はアホほど見る癖に衣装改造されると聞き解釈違いを起こして見なかったコンテンツである。見る前から恐怖しかないが案の定であった。見る人によっては面白いのだろう、長く続く作品であるし。ただし合わない人は全く合わないテイスティングなのだ。ニッチ戦略でも推してる感じ?マジで最初から最後まで文句しか言ってなかった気がする。
 一人で見るのが嫌過ぎて友人Bと話しながら見ていたが実写版デビ○マンでも見ていた気持ちになった。ただし演技は棒読みではないので良質なタイプのデ○ルマンである。出来るだけ最初に持っていたマイナスな印象は考えずに見ようとは努力した。しかし本編を見始めて数分で理解した。無理。なぜなら推しを見るために再生し始めたのに、推しではない何者かを見せられていたからである。てか別人。

誤解を招く表現であるのでもう少し詳細をお伝えしたいのだが、推しを演じる俳優さんが大根役者だったとかそういう事ではないのだ。推しの顔、髪型をして全くの別人を演じているのだ。多分この時点で何を見ているか分かる人はいるかも。そうです。あれです。推しの顔で彼ならそんなことをしない!と言いたくなるようなセリフの数々が何の説明も無しに繰り出されるのだ。実際には口上みたいなのはあるけどそういう問題じゃねえよ。なんで推しが違う人演じてるかについての説明がねえんだよ。意味分かんねえよ。後でというか後半の幕で知ったのだが有名な物語をキャラが演じたという設定?らしい。

このコンテンツでやる必要あった?


確かに作品の設定的にも古典芸能とも絡めやすく実際にその道のプロの方もご出演されていて他のコンテンツとは一線を画すものを作り上げたいというものが伝わってきた。実際に古典的な音楽に現代的な音楽を掛け合わせたような音楽を用いてうまくミュージカルとして組み込もうとした点は興味深い。お話も面白かった。
でもさ、演出が酷すぎる。演出の人ベテランらしいけど高級素材でゲテモノ料理するの得意だったりする?もしかしたら演出の人以外で決められた部分もあるだろう。その場合は申し訳ない。そもそもこのコンテンツがどのような構成でいつもやっているかは知らないが2幕構成で1部ミュで2幕ライブである。まあそれに近しいミュは見た事があるのでそう言う構成もあるのだろう。ただし、1幕と2幕の温度差がひど過ぎて風邪を引く。
1幕のミュは話こそ面白いがなぜこれをやろうと思ったんだ演出というか監督というかそこら辺の立場の人。誰か知らぬがよ。みたいなモヤモヤ感がすごい。おそらく生で見ている人は場の空気感で楽しめたのでは?というかミュは生で見る時が最も良いし。だとしてもね?だとしてもだよ。

見終わった後にここが一番印象に残った!と思えるようなシーンが無いってこれ如何に?

厳密にはそうだろうなと思わせる場面はあるのだ。おそらく演出の魅せ方が悪い。ここが悪ければ私にとってはひどいと感じてしまうのだ。ずっと感じていたモヤモヤ感も相まって1幕後半はほぼキレていた。どんなに脚本と俳優さんが良くても演出が悪かったら全て崩れると分かりやすく教えてくれる作品である。狙って魅せる場面はどの作品でもあるはずなのにこの作品は総合的な良さに重きを置いているのだろうか。何がしたかったんだ本当に。バクステも一応途中まで(あまりにも耐えられなくてそんなに見てない)見たのだが、情熱○陸みたいな映像でビビった。このコンテンツ、なんだか他の2.5なんかよりも格式高いんだぞ!って威張っているように見えてしまった。コメントでも他のコンテンツとは一線を画す、いわゆる本格的なミュの仲間入りを目指そうとしているらしいとのこと。割とそうだったらしい。現在の2.5次元界隈を初期から担っているコンテンツたちに喧嘩売ってんのか思ってしまった。2.5次元が軽んじられているという感覚は分からなくもないが(某演劇漫画でも言及されている)それは観客と距離感の違い作品が多いからなのではと勝手に思っているので、だったら2幕のライブとか無くして観客との距離感引き離せばいいんじゃね?知らんけど。プロじゃないので知らない。素人意見なので多めに見て欲しい。モヤモヤ感が残るが故にあのバクステ映像でのコメントに違和感しか感じないのだろう。そもそも他のミュのバクステ映像ってもっと楽しそうに練習する俳優さんの映像とかなのだけども正解など無いのだろう。だとしても演出とかがただただ思うようにいかないからと俳優にキレて、明らかに距離感が生まれた挙句、本来出演予定の無い俳優が厚意でフォローに回ってくれる現場を見せられて意思の疎通ができてる現場ですなんて言われたら嘘つけとしか思わないしキレてるのはお前が悪いだけじゃねとか思ってしまう。そんな現場いくらでもあるのだろうけどね?アレを見せられた手前どうしてもね?ひどく思ってしまうのですよ。
おそらくこのコンテンツはコンテンツの舞台上では見られない技術をバクステで可視化させる事で本格的なミュの様に振る舞おうとしていると推測しておきます。
 話は戻るけども2幕はまあほぼ推しが原作で着た事のない衣装でライブをし始めたので解釈違いを起こして発狂していただけなのでこちらの問題なので大丈夫だと思います。ただ何点か疑問なのが1幕の物語と2幕の曲の雰囲気が前述した様に温度差ヤバすぎるのだけは如何なものかと。曲を知らないので2幕で歌った曲は新曲なのかも知らないが。あとはこの曲多分この子じゃなくても歌って違和感無いなって思ってしまった。ミュの曲ではないのかもしれないね?ミュージカルって歌詞がそのキャラが歌うからこそみたいなのあると思ったけど...。あとは会場の明かりがとても明るくなるシーンがあるけど普通にお客さんのお顔丸見えなの普通に笑えねえなと思ったので多分私には向いてないのだろうなと思いました。他のオタクがくっきりとした映像で発狂してる映像を円盤で見る時って萎えるんだなあ。もっと会場が暗い曲の時に客降りしてやれよ。お互いの為に。安全面への配慮だったらごめんね?お歌はとてもお上手でしたよ。

とりあえずこのコンテンツのミュは推しを見ると辛くなる事が分かったので、手を引いた方がいいと分かったので良い収穫ですね。このコンテンツ全てのミュが酷いわけではないらしいので適切な距離感なら問題ないと思います。私は運が悪かっただけ。原作と二次創作だけで生きていきます。それでは。