布団とズッ友

オタクの妄言です。よろしくお願いします。

「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」感想

お久しぶりです。お世話になります。オタクです。

ミュージカル・ピカレスク「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」の感想を語ってもいいでしょうか?
ありがとうございます。

注意 ネタバレの塊

この作品、古川雄大推し満足セットと語れば事足りると思う。古川雄大の技術力をいかに披露し演出するかに多分極振りしてる。じゃないとあそこまで力技なシナリオ生まれねえよ。

アルセーヌ・ルパンに扮した古川雄大が七変化してくれるのでひたすらそれを楽しんでいた。本当に。老人役で出てきた時は本当に最初気が付かなかったが一気に怪盗姿に様変わり。めっちゃびっくりしたし顔がいいなbotになった。
本当に声がいい。顔もいい。1000000点
エリザベートでもトート役として優雅にマントをはためかせて登場していたが、今回もかっこいい。優雅に踊っていらっしゃる。たった数十文字の間に優雅という文字が2回も来てしまった。
かと思えば飄々とした新聞記者に。このタイプのゆんは初めて見たので新鮮だった。
次は貴族としてパーティに参加したりと確実に舞台裏はセットで大忙しなのだろうなあと思ったよ。貴族役はバリバリにクラリス口説いているシーンも良かったしカリオストロ伯爵夫人と静かにバトっているのも良かった。イケメンは何をしても映える。しかも魅せ方を心得ているイケメンは最強。
でも攫われたクラリスに会いに行くために窓から侵入するシーンで明日ファンタジー感が抜けてマジで人力で努力して怪盗やってるんだろうなあみたいな謎の感情はきっと私以外も抱いたと信じている。
そして最後に女装。これが一番気が付かなかった。気づいた瞬間本当に声が出そうになった。え?!女装もいけるんですか?!本当に?!
こんなに色んな役やってくれるなんて満足セットですやん。リボンの舞台装置を気球に見立ててエレクトリカルパレードだってやってくれたし、拷問シーンで縛られて半裸の状態で美しい肉体を遺憾なく発揮したりもした。これを全部やりたくて脚本家も頑張ったに違いない!
そうじゃなかったらぶっ飛ばすぞって気持ちが割とある。

本当に役者が全員一級品だったから力技もなんかいい感じにうやむやにした感強い。とりあえず今回の舞台で宝塚の人がゆんとほぼ身長同じのスタイルの良さに本気で驚いた。そこらへんの界隈は本当に分からないけれどきっとクラリス役の人も宝塚なのだろうなあと思う。ファントムにも出演されていたが天使の歌声の様でまた聴く機会が出来てとても嬉しかった。
また、加藤清史郎の歌のうまさに驚いたし、立石は悪役ムーブもすごい似合ってる!あんなに可愛い顔しているのに!と驚きまくってあっという間の3時間だった。
多分古川雄大が好きな人に勧めるのが正解の舞台だと思う。本当に。気になっている方がいたら是非劇場にてご覧になって古川雄大満足セットを堪能してくださいませ。
これを見てオタクはファンクラブに入ることを決意したよ。(入った)

 

オランピアソワレ 時貞攻略 感想

お世話になりますオタクです。
厳しい暑さが続く毎日ではございますがいかがお過ごしでしょうか。ご自愛くださいませ。
私は恋という養分を得て元気100倍です。嘘です。家から出たら即死する病気にかかっています。これも嘘です。最近は朝に鶯が鳴き、昼は茹だるような暑さに夏を感じ、夜は鈴虫の声がしており脳がバグりそうです。元々頭がおかしいので問題ございませんが。

さて、実に半年ぶりにオランピアソワレ 時貞ルートの攻略が完了致しましたので。感想を綴っています。よろしくお願いします。

 

ネタバレ注意

 

時貞(cv上村祐翔)

多分このシナリオ曇らせが大好きなシナリオライターが書いてる

 

 

ざっくりとしたあらすじ


婿探しをしているオランピアの元にある日求婚をしに訪れた時貞。これをきっかけに愛の育かたを知らぬ二人は徐々に愛を知り惹かれあっていく。ところが時貞はとある悩みを抱えており、オランピアとの愛が深まれば深まるほど彼は焦り怯えるのであった。


おねショタじゃーんとか言ってる場合ではない

 

さすがオトメイト。年下だろうが容赦なくクソでかい業を背負わせていく。歴史上で有名な人物を元に描かれており元ネタが元ネタだけにどうしても重くなる。さらにバッドエンドは闇深すぎてオタクは手を叩いて喜んでしまった。前も(璃空√感想参照)喜んでいた気がする。
特に今回の√ではマレビト、柑南について深く触れている。前者はマレビト(海の向こうからやって来た人間を指す)である時貞だからこそこのルートで描かれたのだろう。だが、柑南についても深く切り込まれるとは予想していなかった為に意外に感じた。てっきり縁あたりで来るかと...。

 

 

マレビトの時貞


天供島と呼ばれる主人公らが暮らす島は異世界ではあるが海の果てを越えると日本と繋がっている。海を越えて天供島に辿り着くことは大変困難であるからこそ、この島に辿り着いたものはマレビトと呼ばれ尊ばれる存在とされる。さらに彼らは島に対して大きな恩恵をもたらしている。時貞も同様にマレビトとして島に対して恩恵をもたらすべく何をすべきかを考えあぐねていた。物語において重要なポイントであるが時貞にとって余りにも重すぎる重圧である。さらに柑南らから唆された緑の長からの処刑宣告。地獄か?このゲームをやっていると信じられるのは己のみ!みたいな思考に陥りそうになるのだが。もうちょっとこう……手心というか……ね?優しさをくれ。
しかも時貞はギリギリまで誰にも相談することができなかった。愛するオランピアにも。だからこそ事態の悪化を招いたのだけどもオトメイトの攻略キャラは曇らせられまくるから仕方のない宿命なんよ。
また、今√ではヒロインの母性とお姉ちゃん度(?)が爆発する。他の√では純粋さ、あどけなさが爆発している。あどけなさが抜けない二人が大人の恋に溺れていく様はとてもえっちで良かった。でもシリアス多すぎて霞んだのでそこはちょっとアレだったかもしれない。そりゃ生きるか死ぬかの瀬戸際で必死になってる時に恋できる方が上級者ですわ。あげく謀反を起こしたことで有名な彼ですが本作では柑南に唆され、黄の長を暗殺すべく屋敷にやって来ます。これにはオタク大喜び。予想外すぎる行動が起こるとオタク喜んじゃう病気にかかっているので...
彼らにとって本シナリオのゴールは恋を成就させる事は通過点であり、時貞の居場所を作り出すことがゴールなので恋愛要素は薄く感じるかもしれないけども、パッピーエンドではしっかりと緑の長として島の未来を良いものへとすべく奔走して行く二人が描かれているので安心ですね。

 

 

バッドエンドが好き過ぎる


まさかの柑南に寝取られる。オタクびっくり。しかもスチルがドチャクソえっち。エッッッッ
これが書きたくてオタクはこの感想書いてる。短いシナリオながら破壊力がデカい。それもそのはず。普通の寝取りじゃない。オランピアと実の兄である刈稲に薬を飲ませ、お互いの好きな相手が目の前に見える様になった状態で交配させる。やっべえ新境地来たぞ。そして柑南は兄に対しては最後くらい役に立てと言い、オランピアには貴方のこと好きだったんですよと笑い終わっていく。とんでもねえ性癖詰め込んだな。正直これで全年齢対象なの二度見した。
このエンドが衝撃的過ぎてほぼ記憶が飛んだ。
実質柑南√じゃないか。
時貞は強く生きてほしい。

 

ミュージカル「テニスの王子様」4thシーズン青学vs六角 感想

お世話になりますオタクです。


夏ですね。


夏といえばそう……


テニミュですね。


という事で「『ミュージカルテニスの王子様』4thシーズン青学vs六角」配信の感想を書いていきたいと思います。
現地参戦の予定もございますのでまた別でその時の感想という名のレポは出します。

今回のハイライト


陰キャには体験出来なかった夏の青春を見せてくれる
・大石が○ィズニープリンセス
・こちらの人生をめちゃくちゃしてくれそうな佐伯
・ミュージカルが上手い人と歌が上手い人の対比があるので見ていて楽しい

ぐらいでしょうか?

今作は何度も見れば見るほど楽しいミュージカルでしたね。全体的に青春を謳歌する彼等を明るく演出されていたので見ていてわくわくします。こんな青春送りてえなあ、送りてえよ。
失礼、オタクには無理な話でした。

ざっくりとしたあらすじ
前回の氷帝戦により怪我をした手塚は九州へ療養、大石も怪我により試合に出ることの出来ない中で始まった緑山中、六角中との試合。激アツ過ぎてオタクはドリライを望んじゃう。

 

出番が少ないながらも出演できる場面は最大限に活用されていくキャラクター

上記の理由により特に出番の無い手塚。別にずっと出番がある作品なんてそんなに無いだろう。しかし出演出来る場面はどのキャラであってもしっかりスポットが当たっていた今作。
今シーズンの脚本家は対比で魅せることが好きなのだろうか。前回圧倒的な歌唱力で開幕から観客の心を鷲掴みにした跡部様に対して、力強くも優しい音色で開幕の物語を紡ぐ手塚。4thシーズンで歌が上手い二人の作品を隔てた対比は面白くもあり、次回作ではどの様に変わっていくのが楽しみでもある。手塚の声で始まった時アッ優しい声だわってなるの個人的に好き。

 

お前がプリンセスだよ大石

SNSでも話題になった大石劇場。お前がプリンセスだよ。手塚不在の今作で部長代理として部員達をまとめるべく奔走する大石。手塚の存在が非常に大きく、自分には出来ないことを卒なくこなす存在であると認識しているからこそ大石は今回の部長代理という立場が大きな負担の様に感じている様。だからってプリンセスになるのは想定外だよ!!!手塚が不在の間どうしよう!という心境を歌にしたのは面白かったけど○ィズニーじゃんって頭の中でめっちゃチラつく。次回もやって欲しい。

しかもこのプリンセス、後輩を3年生レギュラーと煽るのである。後輩の成長を促す為に手塚という大きな存在を超えられる者は居ないかと問う事で負けず嫌いな彼等が超えようと躍起になる。その一連のムーブをあんなに明るく面白く演出していたのは非常に印象的だった。あと菊丸に猫耳被せること提案した方、"理解ってる"わね。菊丸は自分のこと可愛いと自覚してるタイプだと思うので猫耳だってつけられる。だって菊丸だから。(めんどくさいオタクムーブ)
円盤でたらあの一連のシーンは歌って踊れる様にしたいと思います。楽しいので。嫌なことがあったら踊る。

 

 

緑山戦で沼に落ちそうになる


危なかった。本当に。4thシーズンより初の緑山中との試合が作中にて描かれるのだが、ファンの方には申し訳ない言い方になってしまうのだがアニメ版でもミュでも不遇であった緑山中。グッズ展開もほぼ無いはず。そんな中で初の実写化がされた季楽。厳密には他のキャラクターも舞台中には出演するが、テニミュボーイズが演じる。最初こそどの様に展開していくのかと不安に感じたが、蓋を開けてみればテニミュボーイズ達もしっかりと活躍して「緑山」という中学校の雰囲気や実力をチームでしっかりと見せつけてきていた。緑山はご存知の通りテニスに対して情熱を持たないドライなチームではある。しかし、青学との試合を経てテニスが楽しいと感じる、魅力に気がついていく。今作品においてテニスが最も上手い者とは、「テニスを楽しむ者」とされている中でこの話は重要は話だと思う。あとは季楽がひたすらに良い子であることが伝わってくるのがとても良かった。きっと寿命だって伸びる。これは気持ちの悪いキショオタの考察だけど素直で良い子だけれども、周りの環境に流されて楽しむことができなかったのでは...とも思うけど父親の事を敬っている様な描写もされており、思春期特有のすげえ中学生らしさが滲み出てた。健康に良い。

 

オジイすごく可愛い

いつの間にか登場していたり、現実離れした動きをしたり、不老不死説が囁かれていたりするオジイ。実写化したらバチバチにタップダンスの上手いオジイが爆誕。中学生達が歌って踊る中ひょこっと出て来て見せ場に混ざる姿はすっごい可愛い。ミュージカルでしか見ることのできない漫画では描かれなかった部分というものをふんだんに引き出されていた。ラストの応援合戦で跡部様の後ろをついて行く図がおじいちゃんと孫にしか見えなかったのも良かった。

 

 

"ミュージカル"が上手い慈郎

氷帝の出番は試合を見に来た描写が無いこともあってか独立したものが多い印象。過去作ではどの様に書き分けられていたのかが非常に気になるところ。氷帝は前回から歌めっちゃうめえな...とは思っていたが「歌」が上手い役者と「ミュージカル」が上手い役者が見比べられる面白いチームでもあると思う。前者は跡部様、後者が慈郎だと私は思っている。これはクソオタクの考えなのだが、前者は自身の見せ場があるからこそ歌唱力で圧倒し輝ける。特に独唱やメイン的な立ち位置。後者は全身で表現するからこそ見せ場はもちろんのこと、ハモリなどでも歌の上手さが際立っている。表現的な面でも強弱があり、見飽きない。そしてクセが強すぎることもない。見ていて楽しいよね。余談だが慈郎の役者は劇団○季出身の模様。そりゃ上手いわ。

 

 

陰キャにはできない青春とは何かを見せつけてくる六角とリアコ生産しまくってそうな佐伯

 

テニスに対してドライな緑山に対してテニスが好きな六角。明るくて楽しげな彼等を見ているとド陰キャのオタクは色々な意味で涙が止まらなくなる。なぁぜなぁぜ。
チーム曲とかもうドリライで歌ってくれよ.....オタクは見たいよ。今回は全体的に歌が明るくて大好きなものが多い。多分前回も言っていた気がする。ちょろいオタクだから。
個人的に色々と煩い世の中でダビデと黒羽のギャグを言うくだりはどの様に演出するのかと思ったら変な配慮も無くて良かった。配慮という言葉で舞台の魅力が潰されるのはいかがなものかと思っているタイプなので、あくまで描かれた作品のままの感性で物語を展開して欲しい。切実に。あと個人的に黒羽役の目が好き。良い目をしている……!ダビデの筋肉も素晴らしい。
ルッキズム的なやつなのか筋肉質な役者や顕著に体型が凹凸した体格の役者が少なくなって来た中でも上手いキャスティングをするテニミュには信頼を置いている。
個人的に今代佐伯はまさに令和版の現代的なイケメンの要素がしっかり盛り込まれた佐伯でありながら原作的な要素も引き出しているので非常に魅力的だった。あとは歌頑張って欲しい。多分大楽には上手くなってると思う。個人的には不二ももうちょっと頑張って欲しい。しかしながら面白いのは会場で聴くとまあそんなにアレではないと感じるところ。
あとこれはテニミュ関係無いけど不二役の役者がほんの数ヶ月前に某カリスマ舞台でとんでもねえ役をやったせいで再び夢女の初恋キラー(諸説あり)として名高い不二役として舞い戻って来た時頭がバグってしまう現象に陥った事は私の中で印象深い。
閑話休題
個人的に今回のメインは1幕が季楽と越前の試合であれば2幕は剣太郎と海堂の試合である。お互いに自分らしさを全開とし、お互いを好敵手と定め戦う姿は非常白熱したものだった。あとは今回も海堂の足は非常に美しかった。肉付きの感じが良い。剣太郎の歌に振り回されまくる海堂もとても可愛い。歌っている剣太郎も可愛い。モテたいんだね。可愛いね。六角みんなで狼狽える海堂に謝るシーンは実際に見るのが楽しみである。オジイが頭を下げた時に困惑する海堂の演技がカメラワークから外れていたので肉眼に収めたい。

今回唯一不満なのは池田がいない事。何がいけないんだよ。オタクは池田の演技が大好きだし前回の応援合戦で追加された時も嬉しかったというのに。
あとは代役となってしまったけれど本来演じるはずだった方は立海でwキャストで出ないかなと思ってしまう。

きっと現地参戦したらどうせ楽しかったしか言えなくなるのでまあ問題ないでしょう。(?)

情緒も人生もめちゃくちゃにされるHSV

お世話になりますキショオタです。
取り急ぎこの文章を書いております。YouTuberみたいですね。手の震えが止まらないですけども。
さて、本題に入ります。今年も新テニスの王子様公式よりハッピーサマーバレンタインをどのキャラが歌うか発表されましたね。見てない人は公式サイト行ってください。

今回歌うキャラクターは
越知月光くん&毛利寿三郎くん
忍足謙也くん
です。

まあ……

 

 

とりあえず膝から崩れ落ちたよね?無理だよ。生きるのが辛い。
ご安心ください。嬉しすぎて己の生に対して感情が振り切れただけです。何を言っているか分からない?奇遇ですね私もです。もう台風なんてどうでも良くなるレベルにはなっております。
もうお分かりですが知能指数1で書くので変な文章です。
特に前者の二人は最推しでして……ご近所迷惑になることも考えて叫ぶわけにもいかないわけです。結果友人に助けてとひたすらメールを打つ始末。ほんと助けて。
そして私の中で向日葵がバチクソに会うことで有名な忍足謙也くん。心臓弾けるかと思った。
こんな豪華なメンツがクソキモい人権を失ったオタクに大好きって歌ってくれるの神からの救済と言わずしてなんて言うんですか?
本当にありがとうプリンスオブテニス。
ただ欲を言えば毛利君はソロ曲がそろそろ欲しい。ソロだけってか?やかましいわ。
でも高校生の二人が伝える大好きってなんだか青春の香りがしますね。ほんといいよね。語彙力死んでるので申し訳ない。彼等をもっと讃えたい。ほんとありがとう。お陰で寿命が伸びたよ。
対して謙也君の大好きも絶対可愛いのですよ。
私恥ずかしながら勝手に彼女を創造してキャラの隣に生やす夢女でしてみんな彼女に向かって歌ってると思っています。ダブルスの二人は知らん。ほら、ダブルスって無限の可能性を秘めてるから……。あまりの多幸感でキメたかと勘違いしそうになるね。

そろそろ落ち着いて来たので終わるんですがグッズ展開とテニミュ新作発表来たので塵も残りません。ありがとうございました。

オタクが狂った4th氷帝 感想

お世話になりますオタクです。
ミュージカルテニスの王子様4th青学vs氷帝」を見に行って参りましたので感想をば。
岐阜公演にて参加させていただきました。2日目ソワレ以外全公演(3公演)見させていただいたのですが全然飽きずに見られますね。
最後記憶飛ぶから。一回会場で見てみ?飛ぶぞ?楽日はサイドシートで参戦しましたが良かった点悪かった点なども書いて行けたらと思います。などと書いておりますが既に4th六角も発表されているにも関わらずまだ関氷....?と言われたら泣きます。前半は観劇した直後に書いていますが後半ちょっと危ないです(記憶的な意味で)ごめんなさい。

あくまでオタクの妄言であり、実際はどうであったかは配信(もう終わった)やDVDなどでご覧いただく事を強くお勧めします。あくまで個人の意見です。

とにかくすごい氷帝と成長を感じさせる青学とわちゃわちゃが可愛いルド吹

自然が豊かすぎる風景を越えると会場へ着くのですがまずこの時点で試練でしかない。興奮した。雨も降るし霧も出る。内外の温度差がどんどんひどくなって会場内で靄も出る。日に日に酷くなってて面白かったです。道中で道の悪さにキレているお嬢様方もチラホラいらっしゃってましたね。わかる〜!誰もここでやるなんて思わねえよ。

追記:六角で会場も変わりましたが明らかに地元民以外キツそうな立地で笑うしか無いですね。でも新幹線のある駅からは比較的行きやすいので助かりますね。

さて本編ですが賛否両論あるようでしたがルド吹公演から成長した彼らと演出を見ることが出来ましたね。(いくつか1stから3rdまでの演出の比較なども行うと思いますが残念ながら見た事がないので、同じ制作メンバーで作られているらしい作品で見た事がある、新テニミュ2ndseasonの演出を元に言及する形と思います。ご了承ください。)まずは初めて会場で観覧して気がついた事ですが、当たり前ですがやはり舞台を生で見ると全く違うものになりますし舞台のセットでどの角度からでもおおよそ同じような風景が見られる設計なのは面白いと思います。実際に、サイドシートに当たった時は間近でプリンス達を見ることができましたが、残念ながら、片方の学校はほぼ観られなかった。しかし、舞台のセットを少しずつ変形しながらする事で機材で見られなかったキャラ達を見ることが出来ました。以前では控え席のセット回転は行われていないようでしたが、個人的にはサイドシートの人である程、恩恵を感じる方法だと感じました。実際に席の代金は通常の席と一緒ですし、ちょっと不公平だなと感じたりもしましたが、席を買った時点でサイドシートという事は理解をしていました。なので、今回のセット回転は嬉しかったです。ただ、やはり日常シーンなどセットが邪魔になって逆に見えない時もあったので意見は分かれるだろうなあという印象。

全体的な構成
テンポは良かったですし、そこまで違和感が多い場所も無いようなあったような...。後半は確かに違和感は感じた。
まずは前半パートから。掴みはエトワール跡部による会場を震わせた氷帝のテーマ曲から(名前知らない)。本当に凄かった。先代まで受け継がれていた氷帝の曲が冒頭鳴り響き、続いて4thの新しい氷帝の曲が流れるのは、今代は俺達だという訴えにも似たものを感じた。全体的に今回は曲も良かったんですよね。ルド吹までが爽やかな風のような春の印象を与える曲に対して季節が初夏へと移り変わった彼らの燃えるような闘気をしっかりと表しているなあと。
追記:ツイでこの時系列7月くらい?みたいな事を呟いている方を見かけたので完全に夏ですね?ってなりました。もう分かんねえ。

全体的に好戦的なイメージの曲が多くなったのは凄く良かったと思います。ただ、これは明確に出ていないので真偽不明ですけど、劇中の曲に「24/365」と「鎬を削るものたち」の曲に凄い似たテンポの音使ってませんでした?まあいいか。1stの曲は何曲か知っているけれどやはり話の部分ごとに1stの曲調が意図的にかは分かりませんけど入ってる気がして……まあ面白かったしいっかー!全く違ってたら申し訳ない
話は戻りますが冒頭の氷帝の圧倒的強者である事を印象付けた演出は一瞬にしてミュージカルの世界観に引き込まれますね。ルドルフの選手達を圧倒的な力で倒す彼等と、完敗した宍戸の姿に対する敗者への非情さ。短い時間で綺麗に表しているなあと思います。
その後の青学での日常シーンは中学生である彼等の青春の日々が映し出されますが、このシーンマジで大好き。ただし、このシーンのセットはサイドシートでは見づらいのが難点ですね。
その後の関東大会のくじ引きシーンもとても良いですよね。山吹コンビがとても良い...。ルド吹で4th山吹はアクロバティック陽キャ集団である事を示した彼等ですが氷帝でも変わらず可愛らしく元気に歌って踊っていてオタクの健康に良かったです。ド陰キャだから生で見たら浄化されてあの世送りにされると思っていたので生きていた事が分かった時は驚きました。
さて、メインの青学vs氷帝
今回あまりにも完成度が高いと言われた宍戸と個人的にリアル中学生の鳳にしか見えないと私の中で話題のD1とつかみとしては最高に良かった氷帝コールを行う向日、忍足のD2のダブルス2戦が続く最初。(正確にはD2、D1の順です。紛らわしくて申し訳ない。)
「勝つのは氷帝!」と応援団&向日が言っている中一人だけ「勝つんは氷帝」と自身のアイデンティティを崩さない忍足侑士さん。もうここだけで面白い。初っ端から美しいアクロバティックで魅力を爆発させたかと思ったらよくよく考えたら試合の前にアニキっぽさをも爆発させていた事に気が付き無限大の魅力を持ってきた向日。元気で可愛いというHPのみで得ていた情報をいい意味でぶち壊してくれたのはとても良かった。しかもダンスもキレッキレである。個人的には今牧リョーマが普通に踊りに混ざってきたのも面白かったがすっごいキレッキレな動きで踊りに参加してる慈郎のポテンシャルの高さに驚かせられた。あとでパンフ見たら劇団○季の文字が。納得。話は戻るが氷帝戦最初のソロ曲という学校の強さ、雰囲気をいかに上手に引き出すかも重要であろう1曲目(正確には氷帝としての曲はすでにエトワール跡部により情緒も何もかもめちゃくちゃにされたが、選手ごとの雰囲気を出すという意味では1曲目かなと)なので、そのような観点から見ても成功だったのではと思う。忍足の曲もらしさを出しつつも強敵である事を印象付けてくれる。余談だが、個人的に生で観劇するまで今代の忍足は爽やかな印象が強くアニメ版とはまた違った感じでクールさを演出するのかと思っていた。普通にちょっとねっとりしてた。オタクは衝撃を受けたよ。さて、そんな強敵ダブルスを相手にするのは桃城、菊丸、(大石)の3人でダブルスである。なんて?と思った方は本編読もう。個人的には演出も相まってとっても感動した。2日目参戦時に泣いた。タオル持ってきて良かったよ。桃城の大石の代わりに一生懸命に戦う姿、残念ながらゴールデンペアとして試合はできなかったけれど、絶対にここで終わらせないという意思を見せつける菊丸。そんな彼等を応援し、試合こそ出てはいないがダブルスに参加している大石。ルド吹で大石が歌った曲を感情的に歌い上げる菊丸の姿を見て涙が止まらなくなる。青学の曲は青春を駆け抜ける彼等にぴったりな爽やかな曲が多い。ゴールデンペアは特に青春という文字がめちゃめちゃに似合うタイプなのでバチバチに戦う気満々な曲も似合うだろうが爽やかな曲は適度に入れてほしい。ほんと個人的な話なんだけどね?負けてしまった後も悲しげに座る向日と侑士と二人を気遣う様子を見せる滝さんの3人大好きすぎて円盤でも残ってほしい...頼む別のキャラが喋ってるけどカメラ抜いてくれ。

再現度が高すぎる宍戸&顔が良すぎてぶっ倒れた(私が)鳳D1

ぶっ倒れたのは手を振るファンサをもらったから。(後述)あんなのもらって生き残れる奴はいない。一応言っておくがあの舞台に顔が悪い人間なんていない。あそこにいるのは芸術的に美しい顔した人だけ。古代の壁画にも描かれている。
血の滲むような練習を経てレギュラーに復帰した宍戸とそんな彼を支えた鳳である。負けてしまった向日忍足ペアには厳しい一言をかけるが、それこそレギュラーから外されてもなお戻ってきたからこそ自信と重ねていっていたのかもと思いますね。かわいいね。
血を滲むような努力の上で再びレギュラーを勝ち取った宍戸。すごく余談なのですが、今回の宍戸はすごく似ていると言われているそうですね。分かる。
対するは乾と海堂ペア。どちらも意地とプライドの闘いって感じでどんな点も確実に取ろうとする執念と先輩と後輩のダブルスですね。今回のお話ではまさかの海堂が上半身裸シーンがございます。美しいお身体でございました。金を払った方がいいと思う。余分にとっても誰も文句言わないと思うよ。(関東大会が始まる前のシーンですね!)対戦中も美しい...特に脚がこれでもかという程魅了してくる。しかも二人とも。ちくしょう!乾も足が綺麗とか聞いてないぞ!どちらも絶対に負けたくないと食らいつくキャラが存在する故に試合の熱気が分かりやすく伝わってくる。そして歌が何より彼らを分かりやすく、熱く表現してくれたのが良かったです。観劇2回目あたりで胸熱すぎて泣きました。どちらが勝ってもおかしくないと思わせるほどの熱さが伝わってきましたね。そして日替わり要素の菊丸と向日の言い合いもとても可愛らしかったです。永遠に見ていられるわ。本当好きな部分です。どうでもいい話ですが、努力の積み重ねという部分がより一層引き立つキャラなのでたまに素に戻って私はなんの努力もしてねえなあって落ち込むのはなんとかしたい。やはり気が狂ってるのがデフォルトであってほしい。閑話休題
日替わりネタとしてもう一つ忘れていたが4th観月の芸が光り過ぎたシーン。後ろにいつの間にか立っていた樺地に驚くのだが目ん玉飛び出るんじゃないかってレベルで目を見開いているシーンはあまりにも面白い。ルドルフも山吹も面白いのに六角から居ないのはあまりにも寂しすぎるので早急にドリライをやってくれ。失ったものがデカすぎる。そもそも今代の観月は悪役としての面から面白枠の切り替えがめちゃめちゃ上手い。もっと色々な人に知られてほしいのでめちゃめちゃ売れてくれ。

パワープレイで胸熱過ぎて見るたびに泣いたS3

ここの見所はいろいろあるがやはり樺地のラケットの落とし方の上手さをぜひともお伝えしたい。河村から返されたボールの威力により吹っ飛ばされてしまう樺地のラケットのシーンが冒頭に何度か見られる。このシーンのラケットの落とし方があまりにも自然なのである。座席の関係で近くで見る事ができるシーンがあるのだが素早く手首を使ってラケットを落としているようだ。うますぎる。個人的には大楽で跡部様ガチ勢としても見せつけた事は記憶に新しい樺地跡部からの信頼も厚い樺地の一生懸命さ、純粋さが伝わってきて本当に感動した。対する河村のここで負けたくない!という気持ちが寿司屋での会話も含めて説得力が増す形で出ており、個人的には見せ方が上手いなあとなったこのシーン。個人的に今代の河村は歌い方から優しさを感じるので本当好き。一番優しさを感じる歌い方をしているのは大石。青学は優しさが表れる人が多いね。

1幕終わりのエトワール観月はマジで歌のうまさで選ばれたと思ったレベルにはお上手。河村のラケットを持ち芥川と共に負けない(どちらかというと楽しみ?)といった笑いを浮かべ歩いてくるシーンも好き。

 

2幕

個人的に賛否両論なS2
裕太(不二の弟)を楽々に破った芥川vs明らかに弟の為に戦いに来ている不二

幕間では地元民ですら知らないような場所を披露する乾や、ギクッ!ではなくギフッ!と岐阜だけにギャグをかましてくるリョーマなどと地域ネタをかましてくれた。個人的にはエンディング前の侑士も愛知ネタをぶっ込んできた次の日に岐阜ネタを改めてぶっ込んできている。調べたんだろうなあ。そんな中で始まる2幕。始まりの全体で歌う曲はテンポも何もかも好きなのだが、無印のテニプリはあくまでテニスの王子様リョーマだけなので「We are prince of tennis」のフレーズは矛盾しているようにも感じる。

さて、S2はとにかく最初から最後まで芥川が可愛いのである。芥川の曲は転調もあるのだが一貫した雰囲気なのは面白い。芥川と不二だけでなく、ベンチにいるキャラ達が舞台上を走り回る為、各地で面白い事が起こっており目玉が足りなくなる。パペットをつけた不二にビンタされる観月や、ところどころ演武テニスの構えをしている日吉、パペットを持って跡部をいじりに行く菊丸など、頼むから映像に残してほしい。残さないのはあまりにももったいない。
個人的には芥川がアクロバットも凄く上手で体の柔らかさも、ところどころ見られるのでぜひ見てほしい。あと歌がめっちゃ上手い。調べたら劇団四季出身らしい。そりゃ上手い。
対して不二なのだがこちらが個人的には悪いとは言わないが少しモヤモヤが残る。芥川の歌唱力が上手すぎて不二の歌唱がついていってない。ルド吹の時は配信で見たがマイクが悪いのか悪い音程が拾われすぎた。今回は前よりも良く、会場で聴いた事で極度に悪いとは感じなかったが……
あとは純粋に不二を魅せる演出が下手に感じた。彼自体、他のキャラと違い熱血タイプなどのように分かりやすくキャラ像を掴めるタイプではないのかも知れない。それ故か印象に残るシーンが少ない。記憶があやふやなのであれなのだが、え?これだけ?となった記憶はある。もともとスムーズに勝ってしまうので印象に残りやすくないのかもしれない。

 

おそらく今回の目玉S1

両校で最も歌が上手い奴らが揃って歌ったらこうなると体現したような試合である。手塚と跡部の試合は名勝負であるためより引き込まれていく。跡部の曲が多く手塚の曲は跡部に比べたら少ないのだが、彼はテニスで語るタイプというミュージカルでは割と困るタイプなのだが仕方ない。手塚だから。対して跡部は自身の情熱を言語化するタイプなのでミュージカルに向いているというか似合うタイプである。両極端なので不満に感じる人もいるかもしれない。だが一騎打ちのように二人で歌唱するシーンは意地と意地のぶつかり合いがこれでもかと言うほどに伝わってくる為、毎公演泣いていた。勝つまで負けない手塚と苦しい状況でもただ真っ直ぐに受け止め応援をしてくれる大石との過去の話はとても良かった。審判の声優が先輩役をやるとは思いもしなかったが。
他の試合とは違い終盤のお互いの限界も近づいた、むしろ限界を超えているのタイブレークは無音での二人のアカペラである。このシーンは本当に大好き。大石の「この試合、いつまでも見ていたい」(セリフ少し違うかもしれません)という観客の代弁が刺さるのだが、なんとなく雰囲気壊してる感じもあるのでもっと早く行ってもらった方が良かったかもしれない。

 

終盤で大好きになる延長戦

このシーンはあまりにもネットで有名になりすぎたせいで勝手に脳内で曲がかかり始めるバグがかかっている。演出もさぞ頭を抱えた事だろう。手塚の一言でこちらの中では完全に曲が始まってしまうのだ。しかしながらこのシーン、別の方のツイによると海堂が手塚がリョーマに語りかける瞬間、次期部長であると自覚しているからこそ悲しげにしていたという。実力という残酷な結果が、リョーマに視線が多くの観客から注がれている中で演じるからこそ、その演技に深みが増したように感じる。
さて話は戻るのだが日吉とリョーマの試合はお互いに次世代を背負うものとしての戦いでもあるのだが、日吉の自分のことしか考えていないそぶりから、後半にかけての焦燥感、次期部長としての自覚がわかりやすく演出されている反面、リョーマは次世代を担うという自覚の表れを表すシーンがない。ないというか私は分からなかった。それでも「テニスの王子様」はリョーマであると観客の視線がリョーマに行くような演出は素晴らしかった。特にドライブBを真ん中で打ち込むラスト。目線が観に行った公演全てで釘付けにされた。余談だが、サイドシートからしか見えないのだが、帽子を地面に落とすシーン、リョーマは笑っていて本当にテニスを楽しんでいると印象付けてくる。好き。
個人的に日吉の焦燥感を持ちながら歌うシーンは本当に負けたくないという感情剥き出しの歌い方で良かった。負けた後挨拶をするシーンで膝から崩れ落ち、やまない氷帝コールの中舞台袖に戻っていくまでが、日吉の次期部長としての成長であると感じた。

エンディングは記憶飛んだので飛ばすがめちゃめちゃ良かったのはなんとなく覚えている。
しかし不二と観月が会話するシーンは凱旋から追加されたがめちゃめちゃ良かったのでもっと早くからやってくれよ。

 

情緒がめちゃくちゃになる応援合戦

客降りが解禁された事によりキショオタは情緒がめちゃくちゃになったよ。全身が美しい人たちが目の前を通っていくと人間挙動不審になる事だけは学んだ。ありがたい事に観月からファンサもしていただけた為、余計に彼が売れてほしいと願うようになってしまった。ついでに人生も狂った。いつも狂っているので問題ないのだが。

 

3日間とも大満足としか言いようがない。次も絶対参戦すると固く誓う。テニミュしか勝たん。でも一つだけ愚痴っていいなら凱旋に新曲ぶっ込むな。本当に許されない。
あとは六角のキャスト見たのですが池田の名前がない事に大変不満なので、今からでもミスという事で追加してほしい。彼はミュでしか味わえないので切実に頼む。いや本当。試合こそ出てはいないが、トリオと先輩のやりとりや、レギュラーメンバーとのやりとりで彼らの中学生らしさがより引き出されていると感じる。戻ってきてくれ(血涙)

 

高級素材でゲテモノは作れると教えてくれた

お世話になります。クソオタクです。
今回はとある2.5次元のミュを友人Aからお借りしたので感想をば描いていきたいと思います。
めっちゃボロクソに書くので作品名は書かないです。あらかじめご了承ください。

 

 とあるコンテンツのミュで推しが出るとオススメされたのが事の発端。ご厚意で円盤をお借りしたのだが、別の2.5はアホほど見る癖に衣装改造されると聞き解釈違いを起こして見なかったコンテンツである。見る前から恐怖しかないが案の定であった。見る人によっては面白いのだろう、長く続く作品であるし。ただし合わない人は全く合わないテイスティングなのだ。ニッチ戦略でも推してる感じ?マジで最初から最後まで文句しか言ってなかった気がする。
 一人で見るのが嫌過ぎて友人Bと話しながら見ていたが実写版デビ○マンでも見ていた気持ちになった。ただし演技は棒読みではないので良質なタイプのデ○ルマンである。出来るだけ最初に持っていたマイナスな印象は考えずに見ようとは努力した。しかし本編を見始めて数分で理解した。無理。なぜなら推しを見るために再生し始めたのに、推しではない何者かを見せられていたからである。てか別人。

誤解を招く表現であるのでもう少し詳細をお伝えしたいのだが、推しを演じる俳優さんが大根役者だったとかそういう事ではないのだ。推しの顔、髪型をして全くの別人を演じているのだ。多分この時点で何を見ているか分かる人はいるかも。そうです。あれです。推しの顔で彼ならそんなことをしない!と言いたくなるようなセリフの数々が何の説明も無しに繰り出されるのだ。実際には口上みたいなのはあるけどそういう問題じゃねえよ。なんで推しが違う人演じてるかについての説明がねえんだよ。意味分かんねえよ。後でというか後半の幕で知ったのだが有名な物語をキャラが演じたという設定?らしい。

このコンテンツでやる必要あった?


確かに作品の設定的にも古典芸能とも絡めやすく実際にその道のプロの方もご出演されていて他のコンテンツとは一線を画すものを作り上げたいというものが伝わってきた。実際に古典的な音楽に現代的な音楽を掛け合わせたような音楽を用いてうまくミュージカルとして組み込もうとした点は興味深い。お話も面白かった。
でもさ、演出が酷すぎる。演出の人ベテランらしいけど高級素材でゲテモノ料理するの得意だったりする?もしかしたら演出の人以外で決められた部分もあるだろう。その場合は申し訳ない。そもそもこのコンテンツがどのような構成でいつもやっているかは知らないが2幕構成で1部ミュで2幕ライブである。まあそれに近しいミュは見た事があるのでそう言う構成もあるのだろう。ただし、1幕と2幕の温度差がひど過ぎて風邪を引く。
1幕のミュは話こそ面白いがなぜこれをやろうと思ったんだ演出というか監督というかそこら辺の立場の人。誰か知らぬがよ。みたいなモヤモヤ感がすごい。おそらく生で見ている人は場の空気感で楽しめたのでは?というかミュは生で見る時が最も良いし。だとしてもね?だとしてもだよ。

見終わった後にここが一番印象に残った!と思えるようなシーンが無いってこれ如何に?

厳密にはそうだろうなと思わせる場面はあるのだ。おそらく演出の魅せ方が悪い。ここが悪ければ私にとってはひどいと感じてしまうのだ。ずっと感じていたモヤモヤ感も相まって1幕後半はほぼキレていた。どんなに脚本と俳優さんが良くても演出が悪かったら全て崩れると分かりやすく教えてくれる作品である。狙って魅せる場面はどの作品でもあるはずなのにこの作品は総合的な良さに重きを置いているのだろうか。何がしたかったんだ本当に。バクステも一応途中まで(あまりにも耐えられなくてそんなに見てない)見たのだが、情熱○陸みたいな映像でビビった。このコンテンツ、なんだか他の2.5なんかよりも格式高いんだぞ!って威張っているように見えてしまった。コメントでも他のコンテンツとは一線を画す、いわゆる本格的なミュの仲間入りを目指そうとしているらしいとのこと。割とそうだったらしい。現在の2.5次元界隈を初期から担っているコンテンツたちに喧嘩売ってんのか思ってしまった。2.5次元が軽んじられているという感覚は分からなくもないが(某演劇漫画でも言及されている)それは観客と距離感の違い作品が多いからなのではと勝手に思っているので、だったら2幕のライブとか無くして観客との距離感引き離せばいいんじゃね?知らんけど。プロじゃないので知らない。素人意見なので多めに見て欲しい。モヤモヤ感が残るが故にあのバクステ映像でのコメントに違和感しか感じないのだろう。そもそも他のミュのバクステ映像ってもっと楽しそうに練習する俳優さんの映像とかなのだけども正解など無いのだろう。だとしても演出とかがただただ思うようにいかないからと俳優にキレて、明らかに距離感が生まれた挙句、本来出演予定の無い俳優が厚意でフォローに回ってくれる現場を見せられて意思の疎通ができてる現場ですなんて言われたら嘘つけとしか思わないしキレてるのはお前が悪いだけじゃねとか思ってしまう。そんな現場いくらでもあるのだろうけどね?アレを見せられた手前どうしてもね?ひどく思ってしまうのですよ。
おそらくこのコンテンツはコンテンツの舞台上では見られない技術をバクステで可視化させる事で本格的なミュの様に振る舞おうとしていると推測しておきます。
 話は戻るけども2幕はまあほぼ推しが原作で着た事のない衣装でライブをし始めたので解釈違いを起こして発狂していただけなのでこちらの問題なので大丈夫だと思います。ただ何点か疑問なのが1幕の物語と2幕の曲の雰囲気が前述した様に温度差ヤバすぎるのだけは如何なものかと。曲を知らないので2幕で歌った曲は新曲なのかも知らないが。あとはこの曲多分この子じゃなくても歌って違和感無いなって思ってしまった。ミュの曲ではないのかもしれないね?ミュージカルって歌詞がそのキャラが歌うからこそみたいなのあると思ったけど...。あとは会場の明かりがとても明るくなるシーンがあるけど普通にお客さんのお顔丸見えなの普通に笑えねえなと思ったので多分私には向いてないのだろうなと思いました。他のオタクがくっきりとした映像で発狂してる映像を円盤で見る時って萎えるんだなあ。もっと会場が暗い曲の時に客降りしてやれよ。お互いの為に。安全面への配慮だったらごめんね?お歌はとてもお上手でしたよ。

とりあえずこのコンテンツのミュは推しを見ると辛くなる事が分かったので、手を引いた方がいいと分かったので良い収穫ですね。このコンテンツ全てのミュが酷いわけではないらしいので適切な距離感なら問題ないと思います。私は運が悪かっただけ。原作と二次創作だけで生きていきます。それでは。

ミュージカル 「キングアーサー」 感想

お世話になります。オタクです。今回は「キングアーサー」を観劇したので感想を綴りたいと思います。
元々は加藤和樹さんが観たくてチケット取りましたがまさかの予定が合わず伊礼彼方さんが出演される回に変更。きっと伊礼彼方さん推しの神が見ろと脅した激推ししたんだと思います。どちらも凄い人とテニミュに詳しいオタクに教えて貰ったのできっと凄いんだろうな!という小学生みたいな考えで当日を迎えるという。いつもの。初心者の感想だから正解の見方ではないかもしれない。

一応ネタバレ注意!

すっごい雑なあらすじ


主人公アーサー(役:浦井健治)(以下敬称略)がどこにでもいる青年から聖剣と共に偉大な王へと成長を遂げる物語。しかし成長していく中で様々な苦難が待ち受ける。アーサーに対して憎しみを抱く実の姉であるモルガン(役:安蘭けい)と王の座に座る為にアーサーを排除しようと企むメレアガン(wキャスト:伊礼彼方、加藤和樹)。さらにアーサーの妻グィネヴィア(wキャスト:宮澤佐江、小南満佑子)はランスロット(wキャスト:太田基裕、平間総一)と禁断の恋に落ちる。果たしてアーサーは立派な王となることは出来るのか。詳しくはアーサー王物語とか見るといいんじゃないかな。
※私が見た回のキャストは全て先に記述した方の役者となっています。

どうでもいい話
冗談とかでなくマジで道に迷い、駅を間違え、バスを乗り間違えかける方向音痴っぷりを発揮してなんとか会場にたどり着くという、始まる前から不安要素しかない。AIとか進化しても人間ダメな時はダメだと学んだ。しかしながら会場内は豪華でオペラとか見る時の会場だわ...と大興奮したので館内に入った頃には全て忘れていたと思う。それくらい館内は綺麗でした。凄い!金がある!
閑話休題


さて、本編が始まればあっという間に物語に引き込まれる程に面白い。恐らくだがこの作品はミュージカルというものが荘厳な雰囲気となんとなく思っていそうな人ほどお勧めしたくなる話だろう。名前の通り王道なストーリーであるにも関わらず、登場人物の人間らしさが良い味を出しており、さらにアーサーを王にすべく助け導く魔術師マーリン(役:石川禅)と血は繋がっていないがアーサーの兄のケイ(役:東山光明)のコミカルな掛け合いが作品にとって良いスパイスとなっている。この掛け合いがあったからざっくりあらすじで述べた現代でやったら蜂の巣にされるような美化された不倫のくだりも、なかなかに重い復讐もテンポよく見ることができた気がします。

えげつないイケメン達がめっちゃ凄い美声でオタクを大喜びさせてくる

なんて酷い題だろうか。小学生でももっとまともな書き方をするぞ。
キラキラと輝くピュアピュアな青年アーサーは衣装が豪華になっていけば行くほど王へと近づくが純粋無垢な感情は粉々にされていくという面白い仕様に。聖剣エクスカリバーを抜いた辺り(めっちゃ冒頭)が彼の精神面にとって一番良かった時期だよ。たぶん。テニミュで頭イカれたオタクだから全然知らなかったんですけど主演のアーサー役の方はミュージカル界のプリンスの一人らしいですね?そりゃ顔も良いし歌も上手い。アーサー王の物語なんてfgo でしか見たことの無いほぼミリしら状態ですが話が分かりやすいし面白かったです。なのでモードレッドに殺害されるまでの一生を描くのかと思っていましたが、違いましたね。それでも綺麗にまとめられていて違和感はあまりなかったです。さて、そんなピュアピュアアーサーが剣を抜いた瞬間にキレる(戦いの末に聖剣を抜く権利を得たが、聖剣は彼を選ばず抜くことができなかった事から王となる権利を失った為)メレアガン。そりゃそうだ。戦って一番になったから聖剣を抜く権利を得たのに抜けなかった。対してアーサーは戦う事なくマーリンに導かれ聖剣を引き抜く。ラノベか?これはキレて城だって占拠しちゃいますわ。剣を抜いた時点で民衆は大喜びする中、一人悔しげにアーサーを見つめる姿はオタク大喜びしちゃった。しかもその直後に再び頂点に立つと決意するメレアガンの歌上手すぎて情緒はめちゃめちゃにされる。う、上手すぎる……!伊礼彼方推しの神の策略にまんまとハマった。負けたよ……(?)高音低音を自由自在に操る歌声は素晴らしいの一言に限りますね。マジどこから声出てる???ってなる。うおー上手い!!!と注目していてれば次の場面(メレアガンが城を占拠)でアーサーとグィネヴィアの恋のダシに使われる不憫さ。強く生きて欲しい。2幕で盛大に死ぬけど。メレアガンは再び失墜。アーサーは美人な奥さんを娶りウハウハ状態。そのまま幸せにとはいかないのが物語である。結婚を前に実姉のモルガンが復讐をすべくやってくる。表向きは結婚をお祝いしてくれるがもう心の中ではアーサーを不幸にする事しか頭にない。しかしアーサーだけというのがポイントである。何故ならグィネヴィアの不倫は応援していたからだ。アーサーと幸せになるくらいなら他の男と幸せになって欲しいと考えるモルガンお姉さん。グィネヴィアは結婚する直前にやってきた顔が凄く良いランスロットと恋に落ちるが禁断の恋と心の中にしまっていた。なら結婚取り消して告れよ!!!!!!まだ間に合ったじゃん!!!!!!ねえ!!!!もうこの事実を知った時はニッコリしていた事でしょう。してた。余談ですがランスロットは物理的(衣装)にも白かったですがえげつないレベルにイケメンなので余計に輝いてました。なんだあのイケメン。しかし不倫はする。
めちゃくちゃになってきたのでここでアーサーに襲いかかった試練という名の不幸をまとめてみましょう。
・聖剣を引き抜いたら強くて野心マシマシの男(メレアガン)がキレて城を占領。討伐に行く羽目に。
・素敵な妻を見つけて人生最高!状態の時に不幸の谷底に突き落とす為に唯一血の繋がった実姉(モルガン)がやって来てお祭りムードを破壊される。
・結婚直前に騎士の誓いを立てるべくやってきた男(ランスロット)と結婚予定の妻(グィネヴィア)が不倫。しかも不倫の事実を知るのは命懸けで攫われた妻を取り返しに行く時。
・野心マシマシの男(メレアガン)、再び天下を取るべく返り咲き、妻(グィネヴィア)を攫った挙句、妻の不倫相手の男(ランスロット)を殺害。
・不倫を咎められた妻(グィネヴィア)、忠臣達の非難を聞き国外追放。
濃い。人生が濃すぎる。なんで???ってくらい濃い。しかもこの試練達を受けても民のためにという心の優しさはカンストせど、闇には堕ちない聖人ぶり。聖剣に選ばれただけありますね!正直みてる時あまりにも災難が続き過ぎて大喜びしちゃった。どの試練に対しても出来すぎた正義の味方の様に振る舞うのではなく、どのようにするのが正解であるのかと迷い、思い通りにいかないことに対して葛藤した姿を見せたからこそ、物語に厚みが出たように感じました。不幸エピソードばかり言及してしまいましたが円卓の騎士を結成し、国をより良くすべく尽力する姿にも注目してもらいたいですね。ただ、今回の話のメインは2幕クライマックスにて行われるアーサーvsメレアガンでしょう。一対一で闘う二人はめちゃかっこいいですね。より高みへと昇るアーサーに対して闇堕ちするメレアガン。メイクで悪人らしさに拍車が掛かっていてカッコいいです。目元からヒビのような黒い線が描かれています。人の道が外れかけている感じがたまらん。激闘の末メレアガンはアーサーに一度も勝つことなく死んでしまいますが、死に際の演技は必見ですね。最後まで王になる事を目指した彼のブレのない生き様がカッコよかったです。というかメレアガン役が歌が突出してうま過ぎてめちゃめちゃ目立ってしまっていたような気もします。いいのか……?今回のシナリオでは逆にそれがアーサーとの違いを対比として表現しているのでは?とも感じました。孤高のアーサーのライバルな訳ですからね。良いと思います。


どうしても語りたいアーサーの兄、ケイ

光属性で王道を征くアーサー、玉座に座るべく葛藤するメレアガン、美しくも禁断の恋に落ちるグィネヴィア、復讐を誓うモルガン、騎士としての忠義か禁断の恋かに揺れるランスロット。どの主要キャラも非常に魅力的ですね。ですが私は語りたい。この物語はケイが居たから私と物語の距離感を近づけてくれたのだと。知らん。他の人にとっては違うかもしれない。でも私の中ではそうだったんです。一番好きなキャラですね。闘うことが嫌いで冒頭の聖剣を抜く権利を争う戦いでも剣を忘れたと言って争いから逃げようとする、ある意味現代的なキャラだなあと思います。しかもアーサーが王となればなんとかして彼のそばにいて自身の安全を第一にしつつ弟を思っている(と思う)なんだか調子のいいキャラ。マーリンとコミカルな掛け合いをする姿は人々に笑いを誘います。そんな姿が良い塩梅で見ることができるので、こちらとしても見ていて飽きなかったです。女性達にうつつを抜かすシーンとかめっちゃ面白くて大好きですね。舞台というのは話している役者以外も身振り手振りで表現をするのでどのように楽しむかは自分次第というのが醍醐味だなあと改めて感じされられました。


とにかく面白かったので良かったら是非!