布団とズッ友

オタクの妄言です。よろしくお願いします。

オランピアソワレ 時貞攻略 感想

お世話になりますオタクです。
厳しい暑さが続く毎日ではございますがいかがお過ごしでしょうか。ご自愛くださいませ。
私は恋という養分を得て元気100倍です。嘘です。家から出たら即死する病気にかかっています。これも嘘です。最近は朝に鶯が鳴き、昼は茹だるような暑さに夏を感じ、夜は鈴虫の声がしており脳がバグりそうです。元々頭がおかしいので問題ございませんが。

さて、実に半年ぶりにオランピアソワレ 時貞ルートの攻略が完了致しましたので。感想を綴っています。よろしくお願いします。

 

ネタバレ注意

 

時貞(cv上村祐翔)

多分このシナリオ曇らせが大好きなシナリオライターが書いてる

 

 

ざっくりとしたあらすじ


婿探しをしているオランピアの元にある日求婚をしに訪れた時貞。これをきっかけに愛の育かたを知らぬ二人は徐々に愛を知り惹かれあっていく。ところが時貞はとある悩みを抱えており、オランピアとの愛が深まれば深まるほど彼は焦り怯えるのであった。


おねショタじゃーんとか言ってる場合ではない

 

さすがオトメイト。年下だろうが容赦なくクソでかい業を背負わせていく。歴史上で有名な人物を元に描かれており元ネタが元ネタだけにどうしても重くなる。さらにバッドエンドは闇深すぎてオタクは手を叩いて喜んでしまった。前も(璃空√感想参照)喜んでいた気がする。
特に今回の√ではマレビト、柑南について深く触れている。前者はマレビト(海の向こうからやって来た人間を指す)である時貞だからこそこのルートで描かれたのだろう。だが、柑南についても深く切り込まれるとは予想していなかった為に意外に感じた。てっきり縁あたりで来るかと...。

 

 

マレビトの時貞


天供島と呼ばれる主人公らが暮らす島は異世界ではあるが海の果てを越えると日本と繋がっている。海を越えて天供島に辿り着くことは大変困難であるからこそ、この島に辿り着いたものはマレビトと呼ばれ尊ばれる存在とされる。さらに彼らは島に対して大きな恩恵をもたらしている。時貞も同様にマレビトとして島に対して恩恵をもたらすべく何をすべきかを考えあぐねていた。物語において重要なポイントであるが時貞にとって余りにも重すぎる重圧である。さらに柑南らから唆された緑の長からの処刑宣告。地獄か?このゲームをやっていると信じられるのは己のみ!みたいな思考に陥りそうになるのだが。もうちょっとこう……手心というか……ね?優しさをくれ。
しかも時貞はギリギリまで誰にも相談することができなかった。愛するオランピアにも。だからこそ事態の悪化を招いたのだけどもオトメイトの攻略キャラは曇らせられまくるから仕方のない宿命なんよ。
また、今√ではヒロインの母性とお姉ちゃん度(?)が爆発する。他の√では純粋さ、あどけなさが爆発している。あどけなさが抜けない二人が大人の恋に溺れていく様はとてもえっちで良かった。でもシリアス多すぎて霞んだのでそこはちょっとアレだったかもしれない。そりゃ生きるか死ぬかの瀬戸際で必死になってる時に恋できる方が上級者ですわ。あげく謀反を起こしたことで有名な彼ですが本作では柑南に唆され、黄の長を暗殺すべく屋敷にやって来ます。これにはオタク大喜び。予想外すぎる行動が起こるとオタク喜んじゃう病気にかかっているので...
彼らにとって本シナリオのゴールは恋を成就させる事は通過点であり、時貞の居場所を作り出すことがゴールなので恋愛要素は薄く感じるかもしれないけども、パッピーエンドではしっかりと緑の長として島の未来を良いものへとすべく奔走して行く二人が描かれているので安心ですね。

 

 

バッドエンドが好き過ぎる


まさかの柑南に寝取られる。オタクびっくり。しかもスチルがドチャクソえっち。エッッッッ
これが書きたくてオタクはこの感想書いてる。短いシナリオながら破壊力がデカい。それもそのはず。普通の寝取りじゃない。オランピアと実の兄である刈稲に薬を飲ませ、お互いの好きな相手が目の前に見える様になった状態で交配させる。やっべえ新境地来たぞ。そして柑南は兄に対しては最後くらい役に立てと言い、オランピアには貴方のこと好きだったんですよと笑い終わっていく。とんでもねえ性癖詰め込んだな。正直これで全年齢対象なの二度見した。
このエンドが衝撃的過ぎてほぼ記憶が飛んだ。
実質柑南√じゃないか。
時貞は強く生きてほしい。