布団とズッ友

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「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」感想

お久しぶりです。お世話になります。オタクです。

ミュージカル・ピカレスク「LUPIN~カリオストロ伯爵夫人の秘密~」の感想を語ってもいいでしょうか?
ありがとうございます。

注意 ネタバレの塊

この作品、古川雄大推し満足セットと語れば事足りると思う。古川雄大の技術力をいかに披露し演出するかに多分極振りしてる。じゃないとあそこまで力技なシナリオ生まれねえよ。

アルセーヌ・ルパンに扮した古川雄大が七変化してくれるのでひたすらそれを楽しんでいた。本当に。老人役で出てきた時は本当に最初気が付かなかったが一気に怪盗姿に様変わり。めっちゃびっくりしたし顔がいいなbotになった。
本当に声がいい。顔もいい。1000000点
エリザベートでもトート役として優雅にマントをはためかせて登場していたが、今回もかっこいい。優雅に踊っていらっしゃる。たった数十文字の間に優雅という文字が2回も来てしまった。
かと思えば飄々とした新聞記者に。このタイプのゆんは初めて見たので新鮮だった。
次は貴族としてパーティに参加したりと確実に舞台裏はセットで大忙しなのだろうなあと思ったよ。貴族役はバリバリにクラリス口説いているシーンも良かったしカリオストロ伯爵夫人と静かにバトっているのも良かった。イケメンは何をしても映える。しかも魅せ方を心得ているイケメンは最強。
でも攫われたクラリスに会いに行くために窓から侵入するシーンで明日ファンタジー感が抜けてマジで人力で努力して怪盗やってるんだろうなあみたいな謎の感情はきっと私以外も抱いたと信じている。
そして最後に女装。これが一番気が付かなかった。気づいた瞬間本当に声が出そうになった。え?!女装もいけるんですか?!本当に?!
こんなに色んな役やってくれるなんて満足セットですやん。リボンの舞台装置を気球に見立ててエレクトリカルパレードだってやってくれたし、拷問シーンで縛られて半裸の状態で美しい肉体を遺憾なく発揮したりもした。これを全部やりたくて脚本家も頑張ったに違いない!
そうじゃなかったらぶっ飛ばすぞって気持ちが割とある。

本当に役者が全員一級品だったから力技もなんかいい感じにうやむやにした感強い。とりあえず今回の舞台で宝塚の人がゆんとほぼ身長同じのスタイルの良さに本気で驚いた。そこらへんの界隈は本当に分からないけれどきっとクラリス役の人も宝塚なのだろうなあと思う。ファントムにも出演されていたが天使の歌声の様でまた聴く機会が出来てとても嬉しかった。
また、加藤清史郎の歌のうまさに驚いたし、立石は悪役ムーブもすごい似合ってる!あんなに可愛い顔しているのに!と驚きまくってあっという間の3時間だった。
多分古川雄大が好きな人に勧めるのが正解の舞台だと思う。本当に。気になっている方がいたら是非劇場にてご覧になって古川雄大満足セットを堪能してくださいませ。
これを見てオタクはファンクラブに入ることを決意したよ。(入った)